小笠原諸島は、約4800年前に形成された父島列島と聟島列島、約4400万年前に形成された母島列島、現在も活動中の火山列島と生成時期によりマグマの形成が異なる島弧性火山が並んでいます。
プレート(地球を覆う岩盤)の沈み込み帯における海洋性島弧の形成過程を。沈み込みの初期段階から現在進行中のものまで観察することができる世界で唯一の地域であり、地球史の顕著な見本となっています。
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また、プレートの沈み込み初期に発生した無人岩(ボニンナイト)が、地殻変動による破壊を受けずまとまった規模で陸上に露出しているのは、世界でも小笠原諸島だけです。 |
陸産貝類(カタツムリの仲間)では、小笠原諸島の多様な環境にきめ細かく進化した結果、地域毎に異なる固有種(地域限定の生物)となって生育・生息し、生態系における固有種の占める割合が極めて高い地域となっています。 また、多くの種類の海鳥が繁殖しており、太平洋中央海域の海鳥の重要な生息地でもあります。
植物では、雌雄性の分化や草本の木本化など、大陸から遠く離れた海洋島ならではの独特な進化様式を見ることができます。また、温度・湿度・雨量のバランスにより、乾性低木林、湿性高木林などの独特な植物群落が形成されています。
今後は、概ね三年程度かけて外来種対策などを行い世界自然遺産登録に向けて活動を推進してゆきますので、皆様のご理解・ご支援・ご協力をお願い申し上げます。
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